基本情報
| タイトル | 鬼の花嫁 |
|---|---|
| 公開日 | 2026年3月27日(金)全国公開 |
| 上映時間 | 121分 |
| 映倫区分 | G |
| 製作 | 「鬼の花嫁」製作委員会 |
| 配給 | 松竹 |
| 主演 | 永瀬廉、吉川愛(W主演) |
| 原作 | クレハ著『鬼の花嫁』(スターツ出版文庫)/漫画版:富樫じゅん作画(noicomi COMICS) |
| 主題歌 | King & Prince「Waltz for Lily」 |
| 原作シリーズ累計 | 650万部突破 |
作品概要
スターツ出版文庫の大ヒット和風恋愛ファンタジー小説を原作に、King & Princeの永瀬廉と吉川愛がW主演を務めた実写映画。
鬼の一族・鬼龍院家の次期当主である玲夜(永瀬廉)と、妹と比べられ家族からの愛情に恵まれなかった平凡な女子大生・柚子(吉川愛)の出会いを軸に、あやかしと人間が織りなす運命の恋を描く。
妖艶で幻想的な和の世界観と、現代的な感情描写が融合した作品。公開初週末は実写作品No.1スタートを記録し、興行収入2億円・観客動員14万6千人を達成した。
あらすじ(ネタバレなし)
妖狐の花嫁として家族に扱われている妹・花梨を持つ柚子は、常に妹と比べられ、自分が愛されていないという孤独を抱えて生きていた。ある夜、限界を迎えた柚子が一人で夜の街をさまよっていると、圧倒的な存在感を放つ男・玲夜と運命の出会いを果たす。
「お前を俺の花嫁にする」——突然そう宣言した玲夜は、鬼の一族・鬼龍院家の次期当主だった。抗うすべもなく鬼龍院の屋敷へと連れていかれた柚子は、あやかしたちが集う異世界のような日常に飛び込むことになる。
冷酷に見える玲夜の内側に宿る誠実さ、そして柚子が初めて感じる「自分を必要とされる」感覚。二人の距離は少しずつ縮まっていくが、その先には人間とあやかしの間に横たわる、越えられない運命の壁が待ち受けていた。
キャスト一覧
| 俳優名 | 役名 | 備考 |
|---|---|---|
| 永瀬廉 | 鬼龍院玲夜 | 鬼の一族・鬼龍院家の次期当主 |
| 吉川愛 | 東雲柚子 | 平凡な女子大生、玲夜の花嫁に選ばれる |
| 伊藤健太郎 | 狐月瑶太 | 妖狐のあやかし |
| 片岡凜 | 東雲花梨 | 柚子の妹、妖狐の花嫁 |
| 兵頭功海 | 荒鬼高道 | 玲夜の秘書 |
| 白本彩奈 | 鬼山桜子 | 玲夜の元婚約者 |
| 田辺桃子 | 透子 | 柚子の親友 |
| 谷原七音 | 猫田東吉 | 猫又のあやかし |
| 嶋田久作 | 烏水 | 烏天狗の当主 |
| 尾野真千子 | 狐雪撫子 | 妖狐の当主 |
ロケ地情報
本作は日本各地の歴史ある建造物や自然景観を活かして撮影が行われた。鬼龍院家の屋敷や、あやかしたちが集う世界観の表現に、複数のロケ地が使い分けられている。
撮影日数は約10日間で、メインキャストも4日ほど滞在して撮影が行われた。御影堂・礼堂・庫裏などが使用され、作品の中核をなす鬼龍院家の屋敷シーンに当たる場面が多く撮影された。奈良時代創建の歴史ある寺院で、重厚な木造建築が和風ファンタジーの世界観と見事に融合している。
紅葉シーズンに合わせて3日間ほど撮影が実施された。日光の深い森と社寺建築群は、あやかしたちの世界を視覚的に表現するうえで重要な役割を担っている。栃木県フィルムコミッションの協力のもとロケが進められた。
現代パートの撮影に使用された。柚子たちが通う大学のシーンとして活用されており、日常世界とあやかしの世界のコントラストを際立てる場面に登場する。
入場者特典情報
公開時に以下の入場者特典が配布された(数量限定・なくなり次第終了)。
| 特典名 | ビジュアルカード |
|---|---|
| 内容 | 書き下ろし小説 |
特典の配布状況は上映館・時期によって異なるため、来場前に各劇場の公式情報を確認することを推奨する。
原作との違い
以下はWebや公開情報をもとに確認できた主な相違点。作品鑑賞前にネタバレを避けたい場合は注意して読んでほしい。
確認できた主な改変点
結末のオリジナル展開:映画版では、玲夜が全霊力を失って柚子を生き返らせるという、原作にはないオリジナルの結末が描かれる。
鬼山桜子(白本彩奈)の描かれ方:玲夜のかつての許嫁として登場する桜子は、映画オリジナルの役割を担っており、柚子の人間性を認め嫉妬を乗り越えて彼女を後押しするシスターフッド的な展開が盛り込まれている。これは原作の筋書きとは異なる映画独自の設定となっている。
テーマの焦点:映画版は限られた尺の中で「人間の感情とシスターフッド」に絞った構成となっており、原作が持つ多数のキャラクターや細かなエピソードは整理・省略されている。また「運命論の否定」という裏テーマが映画オリジナルとして加えられているとされる。
子鬼の不在:原作に登場する子鬼キャラクターが映画版では省略されているとの指摘もある。
全体として映画版は原作のエッセンスを残しながらも大幅なオリジナル化が施されており、原作ファンと映画単体の観客で評価が分かれる傾向がある。
主題歌・楽曲情報
| 主題歌 | 「Waltz for Lily」King & Prince(ユニバーサル ミュージック) |
|---|---|
| リリース | 2026年3月25日(King & Prince 18thシングル) |
| 楽曲の特徴 | 玲夜と柚子の出会いと運命を、大人びたワルツのリズムに和のエッセンスを加えて表現した書き下ろしのラブソング |
| イメージソング | 「Ray」由薫(ユニバーサル ミュージック) |
見どころ3選
1. 永瀬廉が体現する「冷酷と誠実」の二面性
鬼龍院家の次期当主・玲夜は、表向きは冷徹で近寄りがたいが、その内側には確固たる誠実さと深い情愛を秘めている。永瀬廉がこの矛盾した魅力をどう表現するかが本作最大の見どころのひとつ。和装姿の佇まいと、柚子と向き合うシーンのギャップが際立つ。
2. 観心寺・日光の幻想的な映像美
大阪・観心寺や栃木・日光の歴史的建造物を舞台に構築された「鬼の世界」は、セットでは作れない本物の重厚感を持つ。特に紅葉シーズンに撮影された日光のシーンは、あやかしの世界観に厚みを加えている。美術・衣装・ロケ地が三位一体となった映像体験は劇場でこそ伝わるものがある。
3. キャラクターたちが抱える「選ばれなかった痛み」
柚子が背負う「妹と比べられ続けた孤独」、桜子が抱える「かつての婚約者への感情」——本作は和風ファンタジーの枠を超えて、現代人が共感しやすい感情の痛みを丁寧に描く。豪華キャスト陣がそれぞれの孤独を演じ切ることで、単なる恋愛映画を超えた余韻が生まれている。
こんな人におすすめ
- 和風・あやかし系のファンタジー作品が好きな人
- 原作小説・漫画のファンで実写版を確認したい人
- 永瀬廉・King & Princeのファン
- 吉川愛の演技に注目している人
- 「シンデレラストーリー」型の恋愛作品に弱い人
- 美しいロケ地・映像美を劇場体験したい人
